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2023マルディグラパレード参加しました🌈

マルディグラは、過去2回Oxford streetの沿道から観る形で参加した事がありました。1回目は、オーストラリアで同性婚が合法化される前の年、そして2回目は合法化された翌年のマルディグラ40回目の節目の年。


沿道から参加するマルディグラでは、パレードを歩く沢山の人達からポジティブなパワーを沢山貰いとても感動しました。沿道から観ていて、いつか自分もパレードを実際に歩いてみたい、そう思いながらもシドニーに住んでいない事もあり、なかなか機会がありませんでした。


そんな中、去年のマルディグラで日本人フロートGender Free Japaneseを知り、これは待ちに待ったチャンスだと思い、ワールドプライドでもある今年のマルディグラで参加させてもらう事を決めました。


自分は日本人のゲイ男性で、オーストラリア人の男性とオーストラリアの法のもとで2019年に同性婚をしました。それ以来、私達の次の夢は、日本でふうふになる、旦那を自分の家族として、自分の旦那として日本に連れて帰るという事です。私達の婚姻関係は日本の法では認められない為、旦那と一緒に一時帰国する際、旦那は観光客としてしか日本に入国できないのが現状です。


それの現状を変えたい。

旦那を母国日本に旦那として連れて帰れる日が来るまで、私達は声をあげていかなければいけない、そう思って毎日を過ごしています。その想いを発信するのにも、今回のマルディグラは最高のステージだと感じ、旦那と揃って参加しました。


当日は天気にも恵まれ、何よりワールドプライドでもある今年のマルディグラのパレードは本当に沢山の人達が沿道に。伝えたいメッセージを胸に出発したはずが、歩き始めて早々に、何重にも連なってパレードを観ている人達の歓声や笑顔に、逆に勇気やパワーを貰って、胸が熱くなりました。


世界的には同性婚が認められる国々はどんどん増え、パレードにも世界各国からフロートが出ていましたが、いまだに同性婚を求めるメッセージを発信している国は、近年ではもう日本くらい。パレードだけをとっても、日本政府の対応の遅さが目立ちました。


同性婚だけで無く、トランスジェンダーの方々が、本当の自分として安心して暮らせる社会作り、LGBTQIA+を生きる子ども達や若い世代の保護やメンタルヘルスのケア、忘れられがちな歳を重ねたLGBTQIA+の人々が、歳を重ねても、自然体の自分で生きていける環境作りなど、とても広いメッセージで溢れたパレード。


それは同時に、当事者にとっては、同じ想いの人、同じ環境にいる人、同じ事に悩む仲間がいるという事を知り、一人じゃないという事を知る。そして何よりも、ありのままの自分でいる事の素晴らしさ、そして個々の違いを受け入れ、愛し合う事の美しさを実感出来る、とても大きな意味のある一夜だと感じました。


一人一人の小さな声も、今回Gender Free Japaneseとして胸を張ってパレードを歩いた40人、そしてその家族や友達に広がっていけば、大きなメッセージとなり、海を越えて、日本を変えていくチカラになる、そう信じて、これからも自分にできる事をやって行きたい、そう改めて思いました。


日本で幸せに暮らす人がもっともっと増える社会になっていく事を目標に、来年もまた参加出来たら光栄です。


ハッピーマルディグラ!!!!!


Yuichi & Woody



 
 
 

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